AC電源自動切替え


我が家のキングは、外部AC入力、発電機(EU16i)入力、1500Wインバータという、
3つの100Vの確保方法があります。
しかしながら、発電機を使うために外部AC用のコンセントをいちいち発電機に差し込むのは面倒ですし、
ACと、インバータの切替えはダイネット後部側シート下のナイフスイッチによる切替えです。
そこで、これらの電源ソースを完全自動で切り替える回路を作りました。
もちろん、タイマーでタイミングを取って、十分な安全を確保しています。

(注記)
本項では、AC100V回路をいじっています。100V回路は注意して扱わないと、感電の危険があります。
その点十分注意して行ってください。
安全性などは十分に考慮して作成していますが、トラブル等については一切責任は持てませんので、
その点ご了承ください。
また、本項にある、AC自動切替え回路の回路図の著作権は、私が有しています。
個人的に真似されるのは結構ですが、この回路を商用に使ったりすることを禁じます。
もし、万一ネット上などで見つけた場合は、それなりの法的処置を取らせていただきます。



これが、タイマー回路です。
電気回路の切替えをリレーで行う場合、きちんとタイミングを取らないと、負荷等の問題で火花が出ることがあります。
それを出来る限りなくすために、タイマー回路でタイミングを取っています。

使用したタイマーに関する仕様は、こちら(pdfファイルです)
使用したリレーに関する仕様は、こちら(pdfファイルです)
こちらが、実際に切替えを行う、コンタクタと呼ばれる大容量リレー回路です。
通常のリレーは、接点の容量だけは、10A以上流せる物がありますが、接点が離れているときも、1mm程度しか隙間が無いので、環境によってはその部分でリーク(電気が漏れること)が起こる可能性があります。まれに、このようなリレーで、外部ACとインバータを切り替えている(しかも、1個のリレーで、L-Nの両方を切り替えている)物がありますが、一歩間違えば、インバータを壊してしまうだけでなく、火災の危険があります。
その点、コンタクタは、接点間隔が10mm程度離れていますし、隣の接点との間も絶縁されていますので安心です。
このコンタクタは、抵抗負荷20A、誘導負荷13Aという定格の物です。
実際に車に収まっているタイマー回路です。ダイネットの後ろ側シートの台座の中に納めてあります。
こちらは、コンタクタ回路です。
全体的な配置です。
@タイマー回路
Aコンタクタ回路
B外部AC及び発電機入力ブレーカー
CAC切替え禁止スイッチ(SWA,SWG)
Dルーフエアコン用切替え回路とブレーカー(SWC,NFBC)
表示部分は、まとめてダイネット後ろの窓際に取り付けました。
操作スイッチは、トイレスイッチの隣に設置してあります。

電気部品のリストは、こちら(pdfファイルです)
電気的な回路図は、こちら(pdfファイルです)
動作説明は、こちら(テキストファイルです)

なお、回路図については、編集・印刷が出来ないようになっています。
印刷可能なデータをご希望の方は、メールください。<メールはこちらまで


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